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太陽熱温水器の処分方法|屋根の上に放置した温水器を安全に撤去するには

「実家の屋根にある古い太陽熱温水器を処分したいけれど、重すぎて自分では下ろせない」
「何年も使わずに放置している温水器のせいで、屋根が重みで潰れないか不安」
「撤去したいけれど、どこに頼めば安全に屋根から下ろしてもらえるのか分からない」

このように、屋根の上に据え付けられた太陽熱温水器の処分に悩む方は少なくありません。

お風呂のお湯を沸かすために導入した太陽熱温水器(ソーラー温水器)は、集熱器や貯湯タンク、架台などで構成されており、一般的な家庭用品とは異なる大きさ・重量になる製品もあります。
太陽熱温水器は重量や大きさ、構造などの理由から、自治体の粗大ごみとして収集していない場合があります。処分できるかどうかは自治体によって異なるため、まずは自治体の分別ルールを確認しましょう。
また、製品によっては貯湯タンクの満水時重量が200kgを超えるものもあります。屋根の上に設置された重量物を動かす作業には、転落や機器の落下、屋根材の破損などの危険があるため、無理に自分で撤去しないことが大切です。

この記事では、屋根の上の太陽熱温水器を処分する方法について、自治体で断られる理由や、安全かつ正しく撤去する具体的な手順まで詳しく解説します。


目次

太陽熱温水器の処分が難しくなる理由

屋根の上に設置された太陽熱温水器は、一般的な家電とは異なり、撤去時に高所での作業や重量物の搬出が必要になる場合があります。その主な理由は以下の3点です。

① 屋根の上という高所からの荷下ろし作業

太陽熱温水器の撤去では、屋根の上で固定金具などを取り外したうえで、集熱器や貯湯タンクなどを地上まで下ろす作業が必要になる場合があります。

屋根の傾斜や設置場所によっては、作業員の転落や機器の落下、屋根材の破損につながるおそれがあります。そのため、設置状況によっては足場や荷下ろしのための機材などが必要になることもあります。

② 重量のある本体を屋根から下ろす必要がある

太陽熱温水器には、集熱器や貯湯タンクなど重量のある部材が使われています。特に貯湯タンクは、製品によって満水時に200kgを超えるものもあります。

屋根の上で重量物を無理に動かすと、作業者のけがだけでなく、屋根瓦などを破損させるおそれもあります。重量や設置状況を確認したうえで、適切な方法で撤去することが重要です。

③ 撤去後の屋根や配管の処理も確認が必要

太陽熱温水器を撤去した後は、固定金具や配管などの処理が必要になる場合があります。

また、屋根材に破損やズレがある場合には補修が必要になることもあるため、温水器を下ろすだけでなく、撤去後の屋根や配管をどのように処理するのかも事前に確認しておきましょう。


太陽熱温水器を処分する4つの方法

高所からの撤去が必要な太陽熱温水器を処分するには、大きく分けて4つのルートがあります。ご自身の予算や家の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

1. 撤去・搬出に対応する不用品回収業者へ相談する

屋根上の太陽熱温水器を自分で取り外すのが難しく、撤去した温水器と一緒に家の中の不用品も処分したい場合は、不用品回収業者への相談も選択肢になります。

ただし、すべての不用品回収業者が屋根上の太陽熱温水器の取り外しや高所作業に対応しているわけではありません。依頼する際は、屋根からの撤去、荷下ろし、架台の撤去、運搬まで対応できるかを事前に確認しましょう。

  • メリット: 温水器の撤去だけでなく、家具や家電などの不用品もまとめて処分できる場合があります。
  • デメリット: 高所作業や重量物の搬出が必要な場合は、設置状況や作業内容によって費用が変わります。見積もりの際に、屋根の形状や設置場所、搬出方法などを伝えておきましょう。

2. 地元のリフォーム会社や工務店に依頼する

「温水器の撤去だけでなく、屋根の状態も確認してほしい」という場合は、屋根工事やリフォームを扱う会社に相談する方法があります。

  • メリット: 太陽熱温水器の撤去とあわせて、屋根材の破損やズレなどを確認してもらえる場合があります。撤去後に補修が必要になった場合も、まとめて相談できます。
  • デメリット: 温水器の撤去・処分に対応しているかどうかは会社によって異なります。また、屋根の補修などを依頼する場合は、その分の費用も必要になります。

見積もりを依頼する際は、温水器の撤去だけを依頼するのか、屋根の点検や補修まで依頼するのかを明確にしておきましょう。

3. 販売店や太陽熱温水器メーカーに依頼する

処分したい温水器のメーカーや型番が分かっている場合は、メーカーや販売店に撤去・処分について問い合わせる方法もあります。

メーカーによっては、自社製品だけでなく他社製品の撤去・廃棄に対応している場合もあります。

  • メリット: 製品の構造や仕様を確認しながら、撤去・処分について相談できます。
  • デメリット: メーカーや製品、設置状況によって対応できる範囲や費用が異なります。

問い合わせる際は、メーカー名・型番・設置場所などを伝え、撤去と廃棄の両方に対応できるか確認しましょう。

4. 自治体に処分できるか確認する

太陽熱温水器を自治体の粗大ごみとして処分できるかどうかは、自治体によって異なります。

ただし、重量や大きさなどを理由に「処理困難物」として収集対象外としている自治体もあります。例えば川崎市では、100kg以上の極めて重いものなどを処理困難物として収集していません。

また、自治体の粗大ごみ収集は、基本的に屋根上の機器を取り外して搬出する作業まで行うものではありません。

そのため、自治体に処分を依頼できるか確認する場合でも、まずは「太陽熱温水器を収集対象としているか」「どのような状態なら処分できるか」を確認しましょう。


太陽熱温水器を処分するときの注意点

太陽熱温水器の処分を進める前に、後から大きなトラブルに発展させないための2つの重要な防衛策を確認しておきましょう。

悪質な「点検商法」「押し売り」に注意

「近くで工事をしている者ですが、お宅の屋根が危険です」などと突然訪問してきて、屋根の点検や修理を勧める業者には注意が必要です。
屋根の無料点検などをきっかけに、不安をあおって工事契約を迫る「点検商法」については、消費者庁も注意を呼びかけています。
温水器の撤去を考えている場合でも、その場ですぐに契約せず、業者の会社情報や対応内容を確認したうえで、必要に応じて複数の業者から見積もりを取りましょう。

撤去後の「給水・給湯配管の処理」を確認する

太陽熱温水器は、製品によって給水・給湯配管などが接続されています。
撤去する際は、本体を屋根から下ろすだけでなく、宅内につながる配管をどのように処理するのかも確認しておきましょう。
見積もりの段階で、「温水器の撤去だけでなく、給水・給湯配管の接続部分の処理まで対応してもらえるか」を業者に確認しておくと、撤去後のトラブルを防ぎやすくなります。


まとめ|太陽熱温水器は屋根からの撤去方法まで確認しよう

屋根の上に設置された太陽熱温水器は、本体の処分だけでなく、屋根からの取り外しや搬出、撤去後の配管・屋根部分の処理まで考える必要があります。

特に重量のある製品では、無理に自分で動かそうとせず、撤去作業に対応できる業者へ相談することが大切です。

  • メーカーが分かる場合:メーカーや販売店に撤去・処分について確認
  • 屋根の補修も必要な場合:屋根工事・リフォーム業者へ相談
  • 自治体で処分できるか確認したい場合:自治体の粗大ごみ・処理困難物のルールを確認
  • 撤去した温水器や家の中の不用品もまとめて処分したい場合:不用品回収業者への相談を検討

なお、不用品回収業者に依頼する場合でも、すべての業者が屋根上の太陽熱温水器の撤去に対応しているとは限りません。

見積もりを依頼する際は、屋根上に設置されていること、温水器のメーカー・型番、設置場所、屋根の形状、搬出方法、撤去後の配管処理が必要かどうかを伝え、対応できる作業範囲を確認しておきましょう。

また、家の中にある家具や家電、物置の中身なども一緒に処分したい場合は、複数の不用品回収業者から見積もりを取って、料金や対応内容を比較する方法もあります。

太陽熱温水器は高所作業を伴うため、処分費用だけでなく、どこまで撤去・搬出してもらえるのかを確認したうえで依頼先を決めることが大切です。

専門業者への相談

大型家具や重量物、大量の不用品など、自力での搬出や処分が難しい場合は、無理に動かさず専門業者へ相談しましょう。
複数の業者から見積もりを取り、料金や作業内容を比較してから依頼できます。

※品目や設置状況によっては対応できない場合があります。申し込み時に、処分したい品物や数量、搬出状況などを伝え、対応範囲を確認してください。

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